城郭絵図 山鹿流城取之図
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山鹿流は山鹿素行(元和8年・1622〜貞享2年・1685)が始めた兵法。山鹿素行は林羅山に朱子学を学び、小幡景憲(甲州流軍学の創始者)、北条氏長(小幡景憲の門下生で北条流兵法の創始者)に軍法を学ぶ。山鹿流城取之図は山鹿流兵法学者の門人・服部直好が書いたものと序文に記されている。序文の日付は元禄16年(1703)。服部氏の経歴については分からない。またこの書に記された城郭図は実際にある(あった)城郭ではなく、兵法を学ぶために想定して作図した城郭図。
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