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 米が最もポピュラーな農作物である日本では、焼酎もまた、最初に原料として用いられたのは米であった。米焼酎は原料も麹も米100%。口当たりがよく比較的まろやかな味に仕上がるのが特徴と言える。。
 米焼酎として有名なブランドは”球磨焼酎”。熊本県人吉市及び球磨地方で造られる米焼酎で、米麹と米100%を原料として、その地の地下水を使用して製造したものでなければブランド名は使用できない。”球磨焼酎”はWTOで地理的表示規定が認められているので、さすがの中国もこれを勝手に商標登録はできまい。隣の薩摩と違って球磨地方で米焼酎の製造が可能であったのは米生産に適していた土壌であったこと、山間部が多く年貢の徴収を免れた隠田が多くあったこと。および清酒と違って焼酎は長期保存に耐え、商品の流通性があったことによるとされています。
 米の生産が日本中で行われ、かつその量が余るほどになれば、米所といわれる地域には必ずと言っていいほど日本酒の醸造所ができた。日本酒の搾りかすは粕漬けなどに利用されるほか、それを蒸留すれば焼酎が出来る。従来から焼酎は副産物として造っていたようだ。それだけでなく焼酎ブームが興って従来の日本酒専業メーカーも副業、あるいは本業として焼酎を造り始めたようだ。
 酒呑みにとって、料理は単なる添え物という意地っ張りもいるが、やはり旨い料理を当てにして飲んだ方が気分はいい。米焼酎には日本酒同様、日本料理がよく合う。特に素材のうまみを生かしたさっぱり系の料理は米焼酎とともに頂きたい。それと、米焼酎に限らず本格焼酎といわれる乙類焼酎は日本酒やビールに比べ低カロリーで糖質がほとんどないという。健康やスタイルを気にする現在人の流行にマッチした飲み物でもあります。 
  

米焼酎

博多小女郎 白岳 文蔵 ろくちょうし 鳥飼
玄武 米 いろはもみじ ほやって てっぱつ 初代 泰蔵
だんべい ゆくたがり 小倉百人一首  球磨拳  華吟
 豊永蔵 KOZURU 北の星  才助 黒いつき
しょう 阿茶 次郎冠者 まねきつね 水鏡無私
津軽海峡 頑(かたくな) 喜萬 壱(いち) 野うさぎの走り
でぼけ 熟香抜群 風媒花 川辺 七田
七田(清酒粕)        



 博多小女郎

 光酒造株式会社
 福岡県柏屋郡柏屋町

 大正時代に創業の清酒メーカーから1959年(昭和34年)に分離。当初は清酒粕から焼酎を造っていたが、現在は本格的にもろみから造っている。博多小女郎(黒化粧瓶)は5年貯蔵の古酒。
   白岳

 高橋酒造株式会社
 熊本県人吉市台ノ原町

 1900年(明治33年)創業の球磨焼酎メーカー。白岳(はくたけ)は定番商品。減圧蒸留で、灰汁、臭み、雑味を除くため初流と後流を捨て、中流しか使用しないという。 
米 米麹 

アルコール度数35度
 
  米 米麹

アルコール度数25度

 文蔵

 木の下醸造所
 熊本県球磨郡多良木町

 1862年(文久2年)の創業だが少人数の蔵で、麹作りから仕込みまですべて手作業で行う昔ながらの製法を守る蔵。従って生産量は少ない。白麹を使用し、常圧蒸留。濃厚な香りとコクのある球磨焼酎。定番商品は25度だが、これは5年熟成の40度。
   ろくちょうし

 六調子酒造株式会社
 熊本県球磨郡錦町

 人吉地方に古くから伝わる民謡「六調子」をブランド名にした焼酎。定番商品は米100%の六調子ですがこれは麦をブレンドし、度数も20度に抑えたマイルドで飲みやすい焼酎です。
米 米麹

アルコール度数40度
  米 米麹 麦

アルコール度数20度

 鳥飼

 株式会社鳥飼酒造
 熊本県人吉市七日町

 江戸時代から続く酒蔵。球磨焼酎ではあるが、麹に黄麹を使用。原料米も50%精米するという日本酒のような仕込み。フルーティな味で焼酎とは思えない。仲間内の宴席に持参したのが悪かった。私はほんの少ししか飲んでいない。ラベルの絵は社長の自作だそうです。
   玄武 米

 宮泉銘醸株式会社
 福島県会津若松市東栄町

 日本酒メーカーの造った米焼酎。原料米も麹もおそらく日本酒と同じだと思うし、酒粕も使っているのでお湯割りにしてアルコール度数を日本酒と同じ程度にするとあまり清酒と変わらない口当たりになる。こだわって飲むならロックかストレートがいい。
米 米麹

アルコール度数25度 
  米 米麹 酒粕

アルコール度数25度 

 いろはもみじ

 株式会社渡邊佐平商店
 栃木県日光市今市

 1842年(天保13年)創業の清酒メーカーが作った焼酎。酒粕でなく純米酒を蒸留し、5年以上甕で貯蔵したもの。私としてはそのまま飲むか、ロックで。温めるにしてもお湯割りでなく、燗にして飲むのがお勧めです。 
   ほやって

 株式会社一本義久保商店
 福井県勝山市沢町

 日本酒どころの米焼酎はそのほとんどが清酒メーカーが作っている。この蔵では粕取焼酎も作っているがこれは精米歩合50%の原料米を仕込んだ焼酎。淡白な味なのでどの料理にも合う。 因みに銘柄名の”ほやって”は土地の方言で相槌をうつときに使う「そうですね」という意味だそうです。
米 米麹

アルコール度数25度
 
  米 米麹

アルコール度数25度

 てっぱつ

 亀田酒造株式会社
 千葉県鴨川市仲29

 房総半島で約250年前の宝暦年間に創業した酒蔵。主要銘柄の”寿萬亀”は房総の地酒として親しまれている。”てっぱつ”はその酒粕を蒸留したもの。癖のない味に仕上がっています。
 てっぱつの語源は僧侶が托鉢の時に使う器の事だそうだが、それを商品名にした謂れは分からない。
   初代 泰蔵

 国稀酒造株式会社
 北海道増毛郡増毛町稲葉町 

 国稀(くにまれ)酒造は明治15年の創業。我が国最北に位置する酒蔵だそうです。主力銘柄は清酒の”国稀”。焼酎は「日の出」という銘柄で戦前に造られていたが太平洋戦争時に中断。最近になって復活したとのこと。商品名の”泰蔵”は創業者の本間泰蔵から名付けたという。
清酒粕

アルコール度数25度
  清酒粕

アルコール度数25度

 だんべえ

 株式会社矢尾本店
 埼玉県秩父市別所

 創業1749年の秩父の老舗。日本酒のメーカーで主力銘柄は”秩父錦”。焼酎は減圧蒸留。きりっとした味に仕上げている。「だんべえ」は秩父地方の方言で、「何々だんべー」といったように使われる。もとは「何々たるべし」といった言葉で、それが変化したものという。
 
   ゆくたがり

  秋田県醗酵工業株式会社
 秋田県湯沢市深堀

 地元産米を使用と書いてあったので米焼酎と思い買ったが米100%でなく、うるち米(ひとめぼれ)、もち米(ヒメノモチ)、小麦(ゆきちから)をそれぞれ当分量を配合。ただし味は米焼酎です。”ゆくたがり”は岩手の方言で「欲張り」といった意味だそうです。たしかに
 
米 米麹

アルコール度数25度
米 麦 米麹

アルコール度数25度

 小倉百人一首

 キンシ正宗株式会社
 京都府京都市伏見区新町

 京都伏見で江戸中期から続く老舗蔵元が焼酎を造っていたのは驚きだが、これも時代の流れか。とはいえ粕取焼酎ではなく、純粋に米焼酎を造っているのはサスガ。きっと歴史を感じさせる深い味に違いない(まだ開封していない)京都駅の土産物店で衝動的に購入。
   球磨拳

 株式会社恒松酒造本店
 熊本県球磨郡多良木町

 米焼酎はその原料から清酒の吟醸酒のような味わいがあるが、これは無ろ過で瓶詰めしたもので、粗さも感じる。米焼酎を飲んで、物足りなさを感じる方は是非。麹は吟醸酒用の黄麹を使用。口当たりは柔らかい。
米 米麹

アルコール度数25度

 
  米 米麹

アルコール度数25度

 華吟

 合名会社豊永酒造
 熊本県球磨郡湯前町 

 日本酒に似た華やかな香りの焼酎。日本酒の吟醸酒の方が高級なイメージがあるが、決して焼酎が劣っているわけではない。むしろ優れていると思わせる焼酎です。
   仙頭 

 有限会社仙頭酒造場
 高知県安芸郡芸西村和食甲

 高知市と室戸岬の中間に位置する太平洋岸で明治36年創業した日本酒の蔵元。土佐の”しらぎく”の名で知られる。焼酎は付き合い程度に造っている感じだが、癖のないさわやかな飲み口で、気がつけばボトルを一気に飲み明かしていた。仙頭は経営者の名字から。
米 米麹

アルコール度数25度
  米 米麹

アルコール度数25度

 豊永蔵(とよながくら)

 合名会社豊永酒造
 熊本県球磨郡湯前町 

 球磨焼酎の里で明治27年創業。創業時以来自社田を持ち、球磨の米、球磨の水にこだわり、球磨の人の手で焼酎作りを続けている。豊永蔵は代表銘柄。味にも品質にも安心して飲める焼酎。
   KOZURU 

 小正醸造株式会社
 鹿児島県日置市日吉町日置

 芋焼酎・さつま小鶴が代表銘柄の蔵。芋焼酎が中心の蔵だが麦、米焼酎も作る。メローコヅルエクセレンスは米を原料とする原酒を樫樽で長期熟成した焼酎。アルコール度数は高いがストレートあるいはオンザロックで米焼酎の柔らかな口当たりに隠れたキリッとした風味が味わえる。
米 米麹

アルコール度数25度
  米 米麹

アルコール度数41度

 北の星

 合同酒精株式会社 旭川工場 
 北海道町旭川市南四条通り 

 製造は合同酒精の旭川工場だが企画販売は函館市の株式会社カネス杉澤事業所
 函館産米の「吟風」を使用し、全麹仕込みで製造。アルコール度数は函館の緯度にあわせて41度とした由。日本酒に近い風味でロック、お湯割りどちらでもよい。
   才助

 杉井酒造
 静岡県藤枝市小石川町  

 江戸時代から続く旧家が明治になって始めた蔵。杉錦の銘柄で日本酒を主に製造。焼酎は粕取り焼酎を手掛けていたが昭和50年ころに中止。平成になってモロミ取の手法で焼酎造りを再開。現在はイモ焼酎と米焼酎を造っている米焼酎は柔らかな口当たりに仕上がっている。
米麹

アルコール度数41度
  米 米麹

アルコール度数25度

 古酒 黒いつき

 繊月酒造株式会社
 熊本県人吉市新町
   
 明治36年創業の球磨焼酎専業の老舗蔵。代表銘柄は社名と同じ繊月(せんげつ)。黒いつきは15年古酒をブレンドしたもの。35度とアルコール度数は高いが、米焼酎独特の深みとまろやかさの備わった味が楽しめる。この蔵には40年を超える古酒もあるそうです。
   (しょう)

 房の露株式会社
 熊本県球磨郡多良木町多良木  

 球磨焼酎の歴史は500年あるという。その意味では明治40年創業といっても若い企業になるのか。それでも500年の伝統はしっかり受け継がれているのだろう。(しょう)はホワイトオーク樽で30年熟成させた原酒で造った焼酎。そのまま常温で飲むのが一番いい。
米 米麹

アルコール度数35度
  米 米麹 麦

アルコール度数35度

 阿茶

 花の舞酒造株式会社
 静岡県浜松市浜北区宮口
   
 「花の舞」の銘柄で知られる清酒メーカーが造った米焼酎。「阿茶」はおそらく徳川家康の側室であった阿茶の局に由来するのだろう。ぬるめのお湯で割れば清酒に近い味わい。それが不満ならロックで。
   次郎冠者 

 株式会社車多酒造
 石川県白山市坊丸町60−1

 石川県を代表する銘酒”天狗舞”の酒蔵が造った焼酎。吟醸清酒に用いた酒粕だけを使って蒸留し、長期貯蔵で熟成させた焼酎。アルコール度数は高いが清酒の持つ優雅な香りが楽しめる。ロックでもお湯割りでも、どんな飲み方でも満足。
米 米麹

アルコール度数25度
  清酒粕

アルコール度数40度

 まねきつね

 玉乃光酒造株式会社
 京都府京都市伏見区東堺町 

 さすが京都の酒蔵。創業は江戸時代延宝元年(1673)という。アルコール度数は高いが米焼酎は口当たりが優しいので、いや、ラベルの「まねきつね」に誘われるのか、飲むペースが速くなる。
   水鏡無私(すいきょうむし)

 松の泉酒造合資会社
 熊本県球磨郡あさぎり町上北169

 約120年続く球磨焼酎の老舗蔵。蔵の敷地全体に約37トンの備長炭が埋設されている。主要銘柄は会社名と同じ「松の泉」。水鏡無私は米作りからこだわり、花崗岩でろ過された天然水で仕上げた透明感のある焼酎とのこと。
米 米麹 酒粕

アルコール度数30度
  米 米麹

アルコール度数25度

 津軽海峡

 六花酒造株式会社
 青森県弘前市向外瀬字豊田217−1 

 六花酒造は昭和47年に地元蔵三社が合併して設立。ただしその創業は1719年まで遡るという。主力商品は清酒の「じょっぱり」のようだが焼酎「津軽海峡」も深い味わい。アルコール度数は高いが私にはロックで飲むのが最適。 
   頑(かたくな)

 六花酒造株式会社
 青森県弘前市向外瀬字豊田217−1 

 ”津軽海峡”と同じ蔵の焼酎。ただし”頑”は清酒”じょっぱり”の酒粕を低温で発酵させて減圧蒸留したもの。加水せず原酒をそのまま瓶詰めしている。
米 米麹

アルコール度数41度
  清酒粕

アルコール度数37度

 喜萬(きまん)

 石越醸造株式会社
 宮城県登米市石越町北郷字中沢

 米どころの東北地方には老舗の清酒蔵がいたるところにある。”喜萬”は清酒”澤乃泉”を醸造する石越醸造の焼酎。酒粕を蒸留した喜萬もあるが、購入したのは米と米麹を原料として樽詰め貯蔵したもの。米焼酎特有の柔らかいやさしい味に仕上がっている。
   壱(いち)

 株式会社山和酒造店
 宮城県加美郡加美町字南町109−1 

 明治29年(1896)創業の小規模蔵だが主力の純米大吟醸”山和”は山田錦を40%精米した人気銘柄。
 ”壱”はその酒粕を蒸留し、シェリー樽と甕樽で熟成してブレンドしたもの。やさしい香りがします。
米 米麹

アルコール度数25度
  清酒粕

アルコール度数25度

 野うさぎの走り

 株式会社黒木本店
 宮崎県児湯郡高鍋町大字北高鍋

 ネーミングとボトルスタイルが気になって買ってみた。自分で飲むつもりであったが、友人にあげてしまったので味は分かりません。クレームがないところを見ると旨かったのではと思います。600mlのボトルなので個人的にはもう少し値段が低ければと思います。
   でぼけ 

 株式会社馬場本店酒造
 千葉県香取市佐原イ614−1

 「でぼけ」とは旅立ちや祭礼で山車が出発するときなどに安全祈願、元気付けに酒を一気に飲み干すことだそうです。無事帰って来た時は「いりぼけ」といって、やはり酒を飲むそうです。佐原の古い街並みにある酒蔵で購入。天保年間の創業。焼酎は清酒粕と味醂粕を原料に蒸留したもの。
米 米麹

アルコール度数37度
  酒粕、白味醂粕

アルコール度数25度

 熟香抜群(じゅくか ばつぐん)

 抜群酒造合資会社
 熊本県球磨郡多良木町黒肥地  

 ”毎日の晩酌はこれでいいや”というのが蔵の目標らしい。とはいえ決して手抜きの製法ではい。会社の名前の通りずば抜けた品質の焼酎造りに拘っている。
 「熟香抜群」はシェリー樽の古樽で長期貯蔵した米焼酎。減圧蒸留により癖のない甘口に仕上がっている。
   風媒花(ふうばいか) 

 八海醸造株式会社
 新潟県南魚沼市長森

 清酒「八海山」で有名な蔵元。「風媒花」は日本酒造りの技法を生かした黄麹三段仕込みで減圧蒸留。度数は高いが口当たりの良い、すっきりした味わいに仕上がっている。名前の「風媒花」は蝶などの昆虫の手助けを得られなくとも、風の力だけで受粉をする花のこと。
米 米麹

アルコール度数25度
 
  米 米麹 清酒粕

アルコール度数40度

 川辺(かわべ) 

 繊月酒造株式会社
 熊本県人吉市新町

 以前に繊月酒造の「黒いつき(古酒)」を飲んだが、これも米焼酎のさわやかな味に仕上がっている。今度は代表銘柄の「繊月」を飲んでみたい。
   七田 (しちだ)

 天山酒造株式会社
 佐賀県小城市小城町岩蔵

 天山酒造の創業は1875年とのこと。元々清酒蔵で、主要銘柄は会社名と同じ天山。焼酎は米、麦を原料としたものと清酒粕を原料としたものがある。銘柄の「七田」は蔵元の名前から。米焼酎はフルーティーな香りで喉越しが良い。 
米 米麹

アルコール度数25度
 
  米 米麹

アルコール度数25度

 七田 (しちだ)

 天山酒造株式会社
 佐賀県小城市小城町岩蔵 

 吟醸酒の酒粕を蒸留した焼酎。米・米麹から仕込んで作った「七田」と比べて大きな差異は感じられないが焼酎らしさはこちらにある。どちらも優しい香りの癖の無い味。夏はロックで、冬ならそのままひやがいい。
   
清酒粕

アルコール度数25度
 

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