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 麦焼酎と言えば大分県が最大の生産地かと思っていましたが、実は鹿児島県だそうです。また、日本で最初に麦焼酎を製造したのは壱岐地方だそうです。
 壱岐には朝鮮半島を経由して焼酎の製造法が古くから伝わっていたと思われます。米の生産も可能な地域で麦焼酎が盛んに行われるようになったのは、米が年貢として徴収され焼酎作りには使えなかったため。それと米と同様麦も主食とする食文化だったことからだそうです。江戸時代中期には麦焼酎が造られ、球磨焼酎と同じように”壱岐焼酎”は地理的表示がWTOにより認められています。
 麦焼酎と言えば大分県といわれるほど大分県を有名にした麦焼酎”二階堂”は1970年代に麦麹を開発し、それまで米麹で造っていた麦焼酎を100%麦を原料とする焼酎に変えたそうです。さらに、減圧蒸留法を用いて精製濾過したすっきりとした飲み口の焼酎を造る。ピュアな飲み口は甲類焼酎に近いものがあり 、こだわり派には物足りないものの時代の流れには逆らえない。
 
 
一般的に麦焼酎はすっきりとした辛口タイプの焼酎と言われます。炒め物には麦焼酎がよく合うといわれますが、本当かどうかはご自身で一度試してください。  

 麦焼酎

丸山 霧隠 百年の孤独 いいちこ らんびき
盛若 千年の眠り 島の華 黄八丈 常蔵
やばの古城 白露 雄山一 郡上踊 小野屋
二階堂 吉四六 月の女神 壱岐の島 富士山 宝泉坊
壱岐 杜谷 中々 陶眠 宇佐 むぎ  麹屋伝兵衛
泰明  北海道  兼八 黒さそり 富士乃華
ちょんがりぶし 確蔵  麦笛 高千穂 ちょっぺん
べいすん 常徳屋 ニッカ・ザ 麦焼酎 麦一献 千亀女
古澤  いいちこ スペシャル  いいちこ フラスコボトル  蛙の寝言 百助
炙麦  くろみや  焙煎つくし  大隅  あらき
喜多屋        


 丸山

 千曲錦酒造株式会社
 長野県佐久市長土呂

 1681年(元和元年)創業の日本酒メーカーが作った麦焼酎。日本酒と同じ黄麹を使い、蔵独自の中減圧で蒸留。 
   霧隠

 芙蓉酒造協同組合
 長野県佐久市平賀 

 黄麹と原料に二条大麦を使った焼酎。真田十勇士のイメージと違って口当たりが優しく飲みやすい。
麦 麦麹

アルコール度数25度
  麦 米麹

アルコール度数25度

 百年の孤独

 合資会社黒木本店
 宮崎県児湯郡高鍋市

 原料の麦に二条大麦を使用、白麹仕込みの同社の焼酎”中々”の原酒をオーク樽で長期熟成。40度とは思えないまろやかな味に仕上がっている。プレミア焼酎の代表だが、知人を介して2本入手、一本はすでに飲みました。
   いいちこ

 三和酒類株式会社

 ”下町のナポレオン”のキャッチコピーはどうかと思う。ブランデーを飲みたくて焼酎を飲んでるわけじゃない。焼酎の味に自信を持ってもらいたい。ともあれ”いいちこ”は大麦と大麦麹だけで造った焼酎で飲みやすい。ピュアな感じなのでお湯割りや水割りにしてレモン・梅干しを入れて飲むのにも適している。
麦 麦麹

アルコール度数40度
  大麦 大麦麹

アルコール度数25度

 らんびき

 ゑびす酒造株式会社
 福岡県朝倉郡杷木林田

 1885年創業。当初より清酒の他に粕取焼酎、もろみ取り焼酎を製造。昭和15年よりコメ不足もあり焼酎専業となる。銘柄名はポルトガル語の蒸留器を意味するアランビック=蘭引から名付けた。購入したのは3年貯蔵25度の焼酎だが6年,10年貯蔵の40度のもある。 
   盛若

 神津島酒造合資会社
 東京都神津島村

 伊豆七島の神津島の焼酎。神津島酒造は創業は1890年と長い歴史のある蔵。神津島は小さな島ですが至るところに湧水があり、この豊富な天然水を使って作られている。ワイン用の樫樽で長期貯蔵熟成。アルコール度数は高いがストレートで飲んでも飲み口は滑らかです。
大麦 米麹

アルコール度数25度
  麦 麦麹

アルコール度数35度

 千年の眠り

 株式会社篠崎
 福岡県朝倉市比良松

 白麹を使い、減圧・常圧で蒸留した原酒をブレンドして3年〜8年樫樽で熟成させてから出荷しているようです。同じ40度の百年の孤独に負けない味との巷の評価がありますが、比較はともかく確かに旨い焼酎です。
   島の華

 樫立酒造株式会社
 東京都八丈島八丈町樫立

 1925年創業の蔵。島の華は椿の花をイメージ。白麹仕込み、銅製のポットスチール型の蒸留機を使用。島の焼酎は江戸時代末期、密貿易の罪を一身に背負って八丈島に流された薩摩の御用商人丹宗庄右衛門によって焼酎の製法が伝えられたことが始まり。
麦 麦麹

アルコール度数40度
  麦 麦麹

アルコール度数35度

 黄八丈

 磯崎酒造株式会社
 東京都八丈島八丈町

 八丈島の伝統的な織物「黄八丈」の名前の焼酎。残念ながら磯崎酒造は廃業した。この黄八丈は黄麹で仕込み3年熟成の麦焼酎。昔私が現役だった時、行きつけの居酒屋で黄八丈の一升瓶をキープしていた。新宿のビルの地下。八丈島出身の店主の顔と島料理が懐かしい。
   常蔵

 株式会社久家本店
 大分県臼杵市江無田

 久屋本店は1860年創業。日本酒の蔵元であったが焼酎も本格的に作っている。麹は手作業で、仕込み、蒸留も少量を何回にも分けて行うそうです。白麹使用で常圧蒸留。竹炭で濾過しているとのこと。私が購入したのは20度のものですが25度、30度以上のものもある。
麦 麦麹

アルコール度数24度
  麦 麦麹

アルコール度数20度 

 やばの古城

 久保酒造株式会社
 大分県宇佐市大字長洲

 1789年(寛政元年)創業。当初は日本酒が主力だったと思われますが、現在は焼酎、それも麦焼酎が主力商品のようです。原料の麦は地元産のイチバンボシ。黒麹仕込みで麦の香りが引き立っている。他に白麹仕込みの焼酎もある。
   白露

 白露酒造株式会社
 鹿児島県指宿市山川大川

 白露酒造は1730年(享保15年)創業で、主力は芋焼酎。わざわざ薩摩の麦焼酎とラベルに書いてあったので試しに買ってみた。減圧蒸留ですっきりした飲み口です。ロック、水割りがお勧めとメーカーは言っています。 
麦 麦麹

アルコール度数25度
 
  麦 麦麹

アルコール度数25度

 雄山一

 三宅島酒造合名会社
 東京都三宅島三宅村神若

 三宅島は2000年に大噴火のために全島避難。2005年になって一部避難解除となり、2007年に焼酎作りを再開した。伊豆諸島の焼酎は麹に麦を使うのが一般的ですがこれは米麹(白)を使用。名前の雄山一(おやまいち)は三宅島の火の山・雄山から。
  
   郡上踊

 天領酒造株式会社
 岐阜県下呂市荻原町荻原

 製造は下呂町にある天領酒造ですが、販売は郡上踊りで有名な郡上八幡市にある上田商店。ラベルには郡上踊りの免状が使われている。麦特有の優しい味の焼酎。芋、米を原料にした焼酎もあるようです。 
麦 米麹

アルコール度数25度
  麦 米麹

アルコール度数25度

 小野屋

 小野酒造株式会社
 大分県由布市庄内町大竜

 30年間使用しなかった常圧蒸留機を再び使用し、原料に裸麦100%を使い麹は麦の白麹。蒸留後は手すきで濾過。減圧蒸留で原料の麦の香ばしい香りと濃厚な味を損なわないようにしている。
   二階堂 吉四六

 二階堂酒造有限会社
 大分県速見郡日出町

 麦焼酎と言えば二階堂とすぐに頭に浮かぶ。日本で最初(おそらく世界でも最初)に麦麹を開発し麦100%の麦焼酎を造ったのが二階堂酒造。減圧蒸留でまろやかな味を引き出し女性の愛飲家を増やた。商品名の吉四六(きっちょむ)は地元に伝わる民話の主人公の名前から。
麦 麦麹

アルコール度数25度
  麦 麦麹

アルコール度数25度 

 月の女神

 明石酒造株式会社
 宮崎県えびの市大字栗下

 明石酒造は“明月”のブランド名でいも焼酎が看板商品。これは麦焼酎。蒸留後原酒を樫樽で長期熟成させたもの。百年の孤独が長期熟成で成功したことによって、長期熟成の麦焼酎が増えたような気がします。
   壱岐の島

 壱岐の蔵酒造株式会社
 長崎県壱岐市芦辺町

 壱岐は日本への焼酎伝来ルートの一つ。400年の伝統がある。壱岐を訪れてその場で飲みたいと思っていたが横浜の焼酎店で買うことに。購入品はスタンダード品ですがしっかりとした麦の薫りのコクのある焼酎です。因みに壱岐焼酎はWTOの地理的表示が認定されている。
麦 麦麹

アルコール度数38度
  大麦 米麹

アルコール度数25度

 富士山

 なだや株式会社(販売)
 山梨県富士吉田市上吉田

 富士山の近くの観光地で購入した麦焼酎。同じ商品名でそば焼酎、米焼酎もあったが買ったのは麦焼酎。販売元はなだやとなっていますが、製造は富士宮市の酒造会社のようです。富士山の伏流水を使用しているとのこと。 
   宝泉坊

 株式会社媛囃子
 愛媛県西予市城川魚成
大麦 大麦麹

アルコール度数25度
  はだか麦 麦麹

アルコール度数25度

 壱岐

 玄海酒造株式会社
 長崎県壱岐市郷ノ浦

 壱岐の島には長崎県で2番目に大きな穀倉地帯があり、米、麦とも古くから栽培されている。この焼酎はスペインでシェリー酒に使用したオーク樽に貯蔵して熟成。蔵の創業が明治33年で壱岐の島は北緯33度の位置することからアルコール度数を33度としたとのこと。
   杜谷

 ぶんご銘醸株式会社
 大分県佐伯市直川大字横川

 明治43年から続く老舗蔵。もともと日本酒の蔵元で、焼酎作りは昭和59年から。日本酒造りの拘りからか雑味を取り除くために原料の麦を50%まで精白している。特徴は撫子の花から生れた酵母を使用していること。
大麦 米麹

アルコール度数33度
  大麦 麦麹

アルコール度数25度

 青酎 麦

 青ヶ島酒造合資会社
 東京都青ヶ島村無番地

 青ヶ島の焼酎作りは家内工業から発展したもの。今でも島内の各生産者が統一ブランドの”青酎”で販売しており、味は生産者(杜氏)によって異なるようだ。元々島内産の芋を使った芋焼酎が主流だったが麦焼酎も作られている。洗練された味との対極の野性的な味が楽しめる。
   中々 陶眠

 合資会社黒木本店
 宮崎県児湯郡高鍋市

 宮崎県の老舗蔵。中々の原酒を木樽で長期熟成させたのが「百年の孤独」。定番の中々は25度だが、これは原酒を増量して28度で仕上げ陶器の壺に入れたもの。
麦 麦麹

アルコール度数35度
  麦 麦麹

アルコール度数28度

 宇佐 むぎ

 四ツ谷酒造有限会社
 大分県宇佐市長洲

 大分の焼酎メーカーなら麦焼酎。しかも銘柄はそのものズバリの宇佐むぎ。麦焼酎の柔らかい香りと癖のない飲み口。
 宇佐むぎを樫樽で貯蔵して熟成させた「焼酎屋古代」という銘柄もあるらしい。
   麹屋伝兵衛

 老松酒造株式会社
 大分県日田市大鶴町
 
 創業は寛政元年(1789)で清酒が主流。銘柄は「山水」「老松」。焼酎は戦後になってからで粕取焼酎が出発点。現在は麦焼酎が主力で米、芋焼酎も造る。麹屋伝兵衛はウイスキーのようにロックで飲まれることを想定してアルコール度数は高い。
麦 麦麹

アルコール度数25度
  麦 麦麹

アルコール度数41度

 泰明

 藤居醸造合資会社
 大分県豊後大野市千歳町新殿

 昭和5年創業、大分県内では唯一の完全手造り焼酎蔵。麦焼酎特有のさっぱりとした飲み口だが、深い味わと切れのよさに仕上がっている。3年熟成の「舞香」という銘柄の焼酎もある。屋号を井田萬力屋という。
   北海道 麦

 札幌酒精工業株式会社
 北海道札幌市西区発寒10条

 元々は甲類焼酎の製造メーカー。近年は乙類焼酎にも力を入れている。主原料は北海道で生産されるものに限っているようで地域振興の役割を担う。それにしても北海道でさつま芋が栽培されているのには驚いた。「北海道」の銘柄で米、麦焼酎と牛乳を原料とした焼酎を販売している。
麦 麦麹

アルコール度数25度
  麦 麦麹

アルコール度数20度

 兼八

 四ツ谷酒造有限会社
 大分県宇佐市大字長洲 

 大分の焼酎といえば麦焼酎。そう思い込んでしまうほど有名にしたメーカーは二階堂。それ以外にも特徴ある麦焼酎を造る中小の蔵はたくさんある。商品名の兼八は創業者の名前が由来らしい。別府の温泉宿で購入。ちょっと値段が高かったが、それに見合う味である。
   黒さそり

 さつま無双株式会社
 鹿児島県鹿児島市七つ島 

 鹿児島ならイモ焼酎だと思って手にしたら麦焼酎だった。名前に誘われて購入したのだが、口当たりの良さに一晩で開けてしまった。黒麹使用の常温蒸留とのことだが、その割には癖が無かったように感じたのは体調の所為か。
麦 麦麹

アルコール度数25度
  麦 麦麹

アルコール度数25度

 富士乃華

 日本醗酵化成株式会社
 石川県珠洲市野々江町

 能登を旅して焼酎を購入した。金沢に近い所なので清酒の延長で米焼酎が中心かと思ったが、酒屋が勧めるのは麦焼酎。あまり考えもせず勧められるままに購入。雪国能登の思いがこもった味わいでした。
   ちょんがりぶし

 日本醗酵化成株式会社
 石川県珠洲市野々江町

 「ちょんがり」とは能登一帯で行われている早口軽妙な盆踊り歌で、数え歌、何々づくしといった即興的な歌だそうです。”おちょくる”が転じて「ちょんがり」となったという説もあるようです。焼酎の味は決しておちょくってはいません。
麦 麦麹

アルコール度数25度
  麦 麦麹

アルコール度数25度

 確蔵

 重家酒造株式会社
 長崎県壱岐市石田町印通寺

 重家(おもや)酒造。壱岐の島では昔、酒造屋を重家と呼んでいたそうです。麦焼酎発祥の地、壱岐で家族経営の小さい蔵元。確蔵は壱岐産の米麹(白麹)を1/3と壱岐産の麦2/3を原料に2003年に常圧蒸留した限定品。飲み始めたら止まりません。
   麦笛

 京屋酒造有限会社
 宮崎県日南市油津2−3−2

 天保5年(1834)創業と伝えられる蔵。大甕にて少量(800l)仕込み。芋焼酎が主力のようですが、購入したのは麦焼酎。麦焼酎にしてはコクがあり、あと味もいい。値段も適正で満足。
麦 米麹

アルコール度数25度
  麦 米麹

アルコール度数25度

 高千穂

 高千穂酒造株式会社
 宮崎県西臼杵郡高千穂町押方925 

 麦焼酎を主力とする焼酎蔵。黒麹全量仕込み、常圧蒸留により製造した焼酎。黒ラベルと白ラベルがあるが、購入したのは白ラベル。黒ラベルは減圧蒸留で、少しマイルドに仕上がっているらしい。麦の香ばしさ、少しの甘みとさわやかな飲み口。
   ちょっぺん

 吹上焼酎株式会社
 鹿児島県南さつま市加世田宮原

 「ちょっぺん」とは頂上のことをいうそうです。ちょっぺんを目指した焼酎ということでしょうか。芋焼酎が主力のようで、以前に同じ蔵の「風憚」を購入したことがある。
 ちょっぺんは麦焼酎。麦焼酎のソフトな甘み。飲み口のやさしい焼酎です。
麦麹(黒麹)

アルコール度数25度
  麦 麦麹

アルコール度数25度

 べいすん

 柳田酒造合資会社
 宮崎県都城市早鈴町14−4 

 この蔵で造られる麦焼酎には昭和年代に途絶えた「ミヤザキハダカ麦」を平成になって復活させ、委託栽培して使用しているようです。
 商品名の「べんすい」は盆地という意味で宮崎盆地の豊富な地下水を利用していることからこの名前にした。
   常徳屋

 有限会社常徳屋
 大分県宇佐市大字四日市
麦 麦麹

アルコール度数25度
  麦 麦麹

アルコール度数25度

 ニッカ・ザ 麦焼酎

 ニッカウヰスキー株式会社
 東京都港区南青山5−4−31 

 ウイスキーメーカーが造った麦焼酎。日本酒の蔵元が米焼酎を蒸留するのと同じで麦を原料としてウイスキーを造るメーカーが麦焼酎をつくるのは何ら不思議ではない。飲んでみて焼酎には違いないが、ウイスキーでもなく焼酎でもないような不思議な味わいです。。
   麦一献(むぎ いっこん)

 株式会社篠崎
 福岡県朝倉市比良松

 麦麹使用の焼酎に米麹使用の焼酎をブレンド。焼酎はいずれも常圧蒸留。同じ蔵の焼酎で「千年の眠り」(40度)があるが、これは25度で柔らかな口当たりで飲みやすい。晩酌に最適。  
麦 麦麹 米麹

アルコール度数25度
 
  麦 米麹 麦麹

アルコール度数25度

 千亀女(せんがめじょ)

 若潮酒造株式会社
 鹿児島県志布志市志布志町安楽 

 日常酒を醸造する「志燦蔵」と伝統的製法を継承する「千刻蔵」の二つの蒸留所を持つ蔵元。「千亀女」は千刻蔵で蒸留された焼酎。同じ名前で芋焼酎と麦焼酎の商品があるが購入したのは麦焼酎。
 白麹を使用。かめ壺で熟成させたコクのある円熟の味。
   古澤(ふるさわ)

 古澤酒造合名会社
 宮崎県日南市大堂津 

 以前に同じ蔵の商品で芋焼酎「一壺春(いっこしゅん)」を購入したことがあるが、「古澤」は麦焼酎。かめ仕込みで2年貯蔵酒。風味豊かな味わい。
麦 麦麹

アルコール度数25度
 
  麦 麦麹

アルコール度数25度

 いいちこ スペシャル

 三和酒類株式会社
 大分県宇佐市山本 

 突然訪ねてきた息子が手土産だと言っておいていった。化粧箱にいいちこスペシャルとフラスコボトルの二本が入っている。酒を飲まない息子はテレビCMを見てネットで探して購入したという。受け取ってから半年が過ぎたが、まだ封を切っていない。
   いいちこ フラスコボトル

 三和酒類株式会社
 大分県宇佐市山本

 いいちこの頂点に位置付けされる焼酎だという。大麦麹だけで作られている。透明感のある焼酎の色からして気品が感じられる。まだ飲んでいないが、旨い焼酎に違いないだろう。天邪鬼な私は、焼酎は荒削りな味が似合うと、心とは裏腹な皮肉が頭に浮かぶ。
麦 麦麹

アルコール度数30度 
  麦麹

アルコール度数30度

 蛙の寝言(かえるのねごと)

 鹿児島酒造株式会社
 鹿児島県阿久根市栄町 

 ラベルに「福カエル、若カエル、幸せカエル」と書かれている。令和元年の年の瀬、いつもの酒屋で購入した。この年になって何かが帰ってくることを期待することもない。洗練された味を求める減圧蒸留と違って常圧蒸留で仕上げた焼酎という。麦のうまみと香りが強くのこった焼酎である。
   百助(ももすけ)

 株式会社井上酒造
 大分県日田市大字大肥

 文化元年(1804)創業の老舗蔵。商品名の「百助」は創業時の当主の名前から。
 減圧・単式蒸留でスッキリとした軽口に仕上がった焼酎。同じ銘柄で常圧蒸留で仕上げた焼酎もあるようなので飲み比べてみたい。
麦 麦麹

アルコール度数25度
 
  麦 麦麹

アルコール度数25度

 炙麦(せきばく) 

 西酒造株式会社
 鹿児島県日置市吹上町

 「宝山」の商品名で有名な焼酎専門蔵。宝山は芋焼酎だが、これは麦焼酎。名前の炙麦は麦を炙(あぶ)るときの香りをイメージしたものだろうか。麦の甘味が感じられる焼酎です。
   くろみや

 株式会社宮崎本店
 三重県四日市市楠町南五味塚


 1846年創業。清酒、焼酎、合成酒、ウイスキー他酒類ならほとんど何でも製造している三重県で最大の酒造会社
 「くろみや」は白麹を使用し、減圧蒸留の原酒と常圧蒸留の原酒をブレンド。深みのある麦焼酎に仕上がっている。
麦 麦麹

アルコール度数25度
 
  麦 麦麹

アルコール度数25度

 焙煎 つくし 

 西吉田酒造株式会社
 福岡県筑後市大字和泉


 全麹製法で仕込んだ原酒と焙煎した麦を原料として仕込んだ原酒をブレンド。ちょっとほろ苦い味が程よく調和。個性的な味わいの焼酎です。
   大隅 (おおすみ)

 大隅酒造株式会社
 鹿児島県曽於市大隅町坂元

 サントリー系列の酒造会社が作った麦焼酎。販売はサントリーで、スーパーマーケットで購入。ほんのりフルーティーの香りがする口当たりのやさしい仕上がりです。
麦 麦麹

アルコール度数25度
  麦 麦麹

アルコール度数25度

 あらき

 ヤヱガキ酒造株式会社
 兵庫県姫路市林田町六九谷

 創業は寛文6年(1666)の老舗蔵。メインブランドは清酒「八重墻」。
 焼酎「あらき」は地元産の”もち麦”を使用して、全麹製法で仕込み。麦の香ばしさと甘みが伝わる焼酎です。 
 
    喜多屋 (きたや)

 株式会社喜多屋
 福岡県八女市本町

 常圧蒸留の濃厚な原酒と減圧蒸留の爽やかな風味の原酒をブレンドした麦焼酎。ラベルにオンザロック、ストレート、水割り、炭酸割がお勧めと書いてあった。オンザロックにして飲んだが、その通り旨かった。
もちむぎ麹

アルコール度数25度
  麦 麦麹

アルコール度数25度

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