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酔いどれ親父の 



 焼酎って、どんな酒?
 焼酎はいつから日本で作られたのですか? 
 甲類、乙類、それに「本格焼酎」って、なに?  
 本格焼酎(乙類)の原料には何を使ってもいいのですか? 
 本格焼酎が体に良いって本当ですか? 
 本格焼酎にも造り方の違いがあるのですか? 
 常圧蒸留と減圧蒸留って、なんですか?  
 麹って、どんな役割をするのですか? 
 焼酎の造り方をもう少し詳しく
 花酒って、焼酎なの?
 



焼酎って、どんな酒?

 酒類は製造方法によって3種類に大別されます。醸造酒と蒸留酒、それに混成酒です。焼酎は蒸留酒です。
 醸造というのは、簡単に言えば原料に含まれる糖分を酵母の働きを借りて発酵させてアルコールを造ること。米を発酵させれば清酒。ブドウを発酵させればワイン。麦(麦芽)を発酵させればビールとなります。一方の蒸留とは、アルコールを含んだ液体を熱して気化させ、その気体を冷却して再び液体に戻すこと、つまり蒸留することによって不純物を除きアルコールの濃度を高めることができます。少々乱暴な言い方ですが、醸造した酒を蒸留したのが蒸留酒です。それでは蒸留酒は全て焼酎なのかといえば、勿論そうではないです。いや、蒸留酒の一つに焼酎という銘柄があるというべきなのでしょう。これもちょっと乱暴な表現ですが、ワインを蒸留すればブランデー。ビールはウィスキー。清酒は米焼酎になります。”ブランデー”の語源はオランダ語で「焼いたワイン」ということだそうですから、「焼いた酒」を”焼酎”というのは偶然にしても不思議な感じがします。人種や場所は違えど酒飲みの発想は世界共通のようです。
 混成酒といわれるお酒は醸造酒や蒸留酒に糖分や果実などを加えた酒で、リキュール類や梅酒、加糖果実酒、薬用酒などです。
 かつて焼酎は庶民の酒。清酒やウィスキーは高級な酒といったイメージがありましたが決してそうではありません。醸造酒を手間暇かけて蒸留して造るのですから、却って焼酎の方がより味わい深いとも言えます。もっとも、酒に上下などないというのが酔いどれ親父の信条。旨ければ、いや、気分良く酔っ払うことが出来れば、酒の種類や銘柄など何でもよいのです。 
  


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焼酎はいつから日本で作られたのですか? 

 
焼酎を造る蒸留法が日本に伝わった時期やその伝来ルートはいろいろな説があります。もともと蒸留技術は紀元前300年頃にギリシャで発明されたといわれています。それが中近東を経由して東南アジアや中国に伝わったものと考えられます。
 日本への伝来ルートは3つ考えられます。一つはシャム(現在のタイ)から交易を通して琉球王朝に伝わり、さらに薩摩・島津藩に伝わったルート。1515年(永正12年)の琉球王朝から島津藩への贈答品に「唐焼酎一甕、老酒一甕、焼酎一甕」という記録があるそうですから、それ以前には薩摩に焼酎が伝来していたものと思われます。 二つ目は1404年(応永11年)に朝鮮国から対馬の領主に蒸留酒の一つである高麗酒が贈られたという記録があるそうです。それが九州全土に広まったという説。三つ目は14世紀から15世紀にかけて倭寇による中国、朝鮮との交易によってもたらされたという説。いずれにせよ、15世紀頃に東南アジア、中国、朝鮮を経由してさまざまな方法で日本に伝来したものと思われます。
 焼酎と言えばいも焼酎を思い浮かべる人が多いと思いますが、その原料であるさつま芋が日本(薩摩)に伝わったのは1700年頃のことで
最初の頃の焼酎の原料は米であったと思われます。
 

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甲類、乙類、それに「本格焼酎」って、なに? 

 焼酎が甲類、乙類と分類されるのは酒税法上による区分。またそれは製造方法による区分でもあります。甲・乙といっても、かつて清酒が一級酒、二級酒に分類されていたような上等、下等といった区分ではありません。
 甲類焼酎は連続式蒸留器を使って生産される焼酎のこと。繰り返し蒸留することによって原料の風味が薄まりますが、アルコール濃度は高くなります。癖がなく、無色で透明感が強いのでホワイトリカーのように梅酒等の果実酒つくり、チューハイなどには最適といえる。これに対して乙類焼酎は基本的には一回しか蒸留しませんので原料の風味が損なわれず、また原料の持つ成分が多く残ります。このどちらが良いのかは飲み手の嗜好の問題ですが、原料の成分をより受け継いでいる乙類焼酎の愛好者は多い。酔いどれ親父も、そのまま飲むのであれば乙類を選びます。
 本格焼酎という呼び名は、乙類焼酎というマイナスイメージの呼称を嫌った焼酎生産者が考え出した呼び名。とはいえ、この呼称は酒税法によっても認知され、本格焼酎を名乗るにはそれなりの条件や決まりがある。条件は次の5つです。
 @穀類や芋類を原料や麹に使用。
 A穀類の麹および水を原料に使用。
 B清酒かす(酒粕)および水を原料に使用。
 C砂糖と米麹および水を原料に使用。
 D上記以外の場合で、穀類もしくは芋類と穀類麹もしくは芋類麹が、水以外の原料の50%  以上の重量を占めていること。 
   
 

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本格焼酎(乙類)の原料には何を使ってもいいのですか?  

 穀類もしくは芋類と穀類麹もしくは芋類麹が、水以外の原料の50%以上を占めていれば、あとの原料は何を使ってもよいのかというと、やはりそれにも制限があります。酒税法上で本格焼酎と名乗るためには決められたものしか使えません。少々くどくはなりますが使える原料を下記に列挙しました。如何してこれが選定されたのかと思えるようなものが結構あります。技術的には、でんぷん(糖化することが前提)を含むものであればアルコール発酵は可能ですから、効率や採算を無視すればさまざまな原料が考えられます。勿論、選定された原料にはアルコール発酵に寄与するものもありますが、ほとんどはそれを前提としたのではなく、香りつけの役割、地元の特産品であることをイメージしたいことから選定したのではと思います。

 あしたば。あずき。あまちゃづる。アロエ。ウーロン茶。梅の種。えのきたけ。おたねにん じん。かぼちゃ。牛乳。ぎんなん。くず粉。くまざさ。くり。グリーンピース。こならの実 。ごま。こんぶ。サフラン。サボテン。しいたけ。しそ。大根。脱脂粉乳。たまねぎ。つの また。つるつる。とちのきの実。トマト。なつめやしの実。にんじん。ねぎ。のり。ピーマ ン。ひしの実。ひまわりの種。ふきのとう。べにばな。ホエイパウダー。ほていあおい。ま たたび。抹茶。まてばしの実。ゆりね。よもぎ。落花生。緑茶。れんこん。わかめ。
   
 

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本格焼酎が体に良いって本当ですか?

 酒は百薬の長と昔から言われていますが、本格焼酎には次の効果があるとよく言われています。また糖はアルコールに全て変化しますので糖分ゼロの飲み物です。もっとも、「過ぎたるは、及ばざるが如し」といいます。何事も節度が肝心のようですから飲み過ぎには、お互い注意しましょう 。

本格焼酎が体に良いといわれるポイント。

@心筋梗塞、脳梗塞の予防につながる。
 心筋梗塞や脳梗塞は心臓や脳の血管に血栓が詰まることによって起こります。血栓を溶かす作用のある酵素の一つに「ウロキナーゼ」がありますが、本格焼酎にはこのウロキナーゼを増やす効果があると言われています。ほとんどの酒類にはこのウロキナーゼを増やす効果がありますが、本格焼酎は他のどの酒類よりもその効果が高い事が実験によって明らかにされているそうです。

Aワインよりも血栓をサラサラにする効果が高い。
 ワインに含まれる「ポリフェノール」は血栓が出来るのを防ぐ効果が高いとされていますが、できた血栓を溶かす効果はない。一方、「ウロキナーゼ」はできた血栓を溶かす作用があるとされています。

Bストレスを逓減する効果
 これは焼酎だけの効果ではないにしろ、適量の飲酒を続けている人は、血圧が安定してコルステロールの値も低下し、血栓を防ぐ善玉コルステロールが増えているという統計がある。

C漢方薬に似た薬効を持っている。
 焼酎は蒸留によってアルコール分を抽出するが、この時原料の持つ多種類の微量成分も同時に抽出される。漢方薬の分野において、古来より生薬をアルコールに漬けて成分を取り出すことも行われており、どの成分が有効かは未だ研究中だが、未知の成分が多く引き出されて高い効果を発揮すると考えられている。
 
 

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本格焼酎にも造り方の違いがあるのですか?

 焼酎は蒸留酒ですから、蒸留して造ることは前提です。その蒸留の方法も本格焼酎の場合は単式蒸留機を用いて作ります。 それでも造り方は大きく分けて三っつあります。「もろみ取り焼酎」と「粕取り焼酎」です。さらに、もろみ取り焼酎は「二段仕込み」と「全麹仕込み」に分かれるので都合3方法あります。
 「もろみ取り焼酎」は、芋や麦の原料に含まれるでんぷんを糖化しアルコール発酵させてもろみを造り、これを蒸留して造ります。通常は、米などに麹菌をつけて一次もろみを造り、これに主原料の芋やコメ、麦を加えて二次もろみを造る「二段仕込み」という方法が行われます。しかし同じもろみ取り焼酎でも、沖縄地方の泡盛は、原料米に麹と水を、酵母を加えて一気に仕込む方法をとっています。いわゆる「全麹仕込み」という方法です。熱い気温に麹菌が死滅したり腐敗することを恐れて一気に仕込むのです。
 「粕とり焼酎」は、清酒を搾った後の酒粕には10%程度のアルコール分が残っています。これにもろみを混ぜて発酵させ、蒸留する方法です
 
 

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常圧蒸留と減圧蒸留って、なんですか 

 
昔から行われてきたのが常圧蒸留。自然の気圧の状態で蒸留する方法です。通常水は1気圧の時100℃で沸騰します。これに対して減圧蒸留は字の如く蒸留釜を減圧して蒸留します。約50℃前後で沸騰するように気圧を下げます。なぜこんなことをするのかは、沸騰温度によって抽出るされる成分が違ってくるからです。
 常圧蒸留ではもろみは90℃くらいで沸騰し、焦げ臭や雑味のもととなるフーゼル油やエステル類などの微量成分も同時に抽出される。これが濃厚で深みや奥行きのある味を引き出すことにもなるのですが、一方で強いくせのもとにもなっています。
 減圧蒸留は40℃〜50℃でもろみを沸騰させるので、焦げ臭などの雑味を抑え、フーゼル油やその他微量成分の抽出を低くすることができます。まろやかで口当たりの良い飲みやすい焼酎に仕上げることができます。焼酎の分野で減圧蒸留の技術が定着したのは最近で昭和50年代のこと。減圧蒸留により今まで焼酎と馴染みのなかった女性層にもファンを広げることができ焼酎ブームのきっかけともなった。
 どちらの蒸留方法の焼酎が良いかは飲手の嗜好の問題。麦や米焼酎では減圧蒸留による焼酎が多いが、いも焼酎は常圧蒸留も多い。
 ちなみに蒸留機はステンレス製のものが使われるのが一般的ですが、昔ながらの木樽(木桶)蒸留機を使う蔵もある。ステンレス製に比べて手入れが大変ですが、木の香りが焼酎に移って味に奥行きが出ると、こだわり派には人気なようです。 
 
 

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麹って、どんな役割をするのですか 

 焼酎に使われる麹には「黄麹」「黒麹」「白麹」があります。それぞれの麹には特徴があり、どれを使用するかによって出来上がった焼酎の風味に影響を与えます。
 麹が焼酎作りになぜ必要かなのかは、原料のデンプンを糖化するためです。これは焼酎だけに限ったことでなく、穀物を原料とする酒造りに共通しています。糖分を多く含んだブドウなどの果実を原料とする場合は糖化する必要がなく、酵母を加えることでアルコール発酵が行われます。米、麦、いもといった穀物は酵母を加えるだけではアルコール発酵が行われません。酵母にアルコール発酵の作業をさせるために、麹は穀物のデンプンを糖化するのです。
 もっとも原始的な穀物酒に「口噛み酒」があります。蒸したり煮たりして柔らかくした穀物を口に入れて噛む。唾液には糖化酵素(アミラーゼ)が含まれているのでこれを利用します。噛んだ穀物を鍋に吐き出し、それをかき混ぜて放置すれば唾液のアミラーゼがデンプンを消化して糖分が生まれる。その糖分を乳酸菌や酵母が食べて繁殖する。4、5日たてばアルコール度2〜3%のお酒になります。
 デンプンを糖化させるには麹以外にも方法があります。西洋では発芽した麦に甘みを感じて「麦芽」という糖化剤を発見しました。ウィスキーの原料になる大麦を糖化するには麦芽を利用して行います。麦芽は発芽に際してアミラーゼの活性を強め、デンプンを糖分に変えます。
 一方東洋ではカビの生えた穀物に甘みを感じて「麹」という糖化剤を発見しました。麦芽より麹の方が数段糖化力が強いとされます。その麹も日本と中国では作り方が違います。日本式の麹は蒸した白米(などの穀物)に麹カビの胞子を散布して、蒸米の表面に菌を生やす方法です。中国式は穀物を粉にして、その粉を生のまま水を加えて団子状やせんべい状にみ固め、それを室内に放置してクモノスカビやケカビといった麹菌の繁殖を待つといった方法です。
 少しわき道にそれますが、糖化した原料を酵母がアルコールに変えるのですが酵母は酸素が十分である環境ではアルコールをほとんど作りません。酸素がない時、糖の濃度が極めて高い時にアルコールを造る代謝活性が強くなります。酵母が酸素を十分に吸って糖分を分解すると炭酸ガスと水に分解してしまいます。したがって、アルコールをより多く取り出すためには酸素の乏しい糖濃度の高い環境にする必要があります。酒作りに深い桶やタンクを使うのは単に原料がこぼれない為でなく、酸素の供給を少なくして酵母にアルコールをたくさん作らせるためなのです。
 前置きが長くなりましたが、焼酎に使われる「黄麹」「黒麹」「白麹」の特徴についてご説明します。まず、名前の由来はそれぞれの麹の色によってつけられたもの。黄麹は黄色い色、黒麹は黒い色、白麹は白い色をしています。ただしこの色が出来上がりの焼酎に着くことはありません。
 黄麹は清酒のもろみ作りに使用されていた麹。焼酎の製法が伝来し、従来から日本酒を製造していた醸造所が原料を米にして焼酎を造れば必然的に麹は黄麹になる。明治時代までは泡盛を除いて焼酎には黄麹が使われていました。黄麹は日本酒同様、華やかな香りとさわやかな味、フルーティーで軽やかな風味を生む麹です。しかし弱点は温度管理が難しく、九州などの高温多湿な地域では腐敗菌の発生比率が高くもろみが腐ってしまうこともたびたび起こりました。
 黒麹は泡盛の製造に使われている麹。甘みとコクのある力強い味に仕上がるとされます。黒麹の最大の特徴は高温多湿な沖縄で使われていたように腐敗に強いこと。雑菌の繁殖を防ぐクエン酸を多く作ることができる。
 白麹は黒麹の突然変異から発見されたもの。明治の末頃にこの黒麹を沖縄から日本に持ち帰り主に九州南部の地方で使われるようになりました。腐敗には強いがそれまでの風味が損なわれることにもなり、試行錯誤が続いたといわれます。そんな中で研究を重ねた結果、白麹が発見された。白麹は黒麹同様に腐敗菌を防ぐクエン酸を生成し、そのうえ甘口でソフトな口当たりに仕上がるとされます。
 現在、焼酎作りには黄麹、泡盛用の黒麹、焼酎用の黒麹、それに白麹が使われています。それぞれの蔵がもっともよいとする味を目指して焼酎作りが行われています。また違った麹で造られた焼酎の原酒をブレンドして最適な味に仕上げることもおこなわれているようです
 
 

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焼酎の造り方をもう少し詳しく

 一般的な焼酎の作り方は次の通りです。
1.製麹(せいきく)
 まず麹造りから始めます。麹菌を培養するための米を精白、洗米,水に漬け込んでから蒸気で蒸す。米の代わりに麦やさつま芋使うこともあります。蒸した米を40度前後に冷やし、これに麹菌をふりかけてよく混ぜる。焼酎つくりに使用される麹菌は「黒麹菌」「白麹菌」「黄麹菌」 の3種類。麹の役割は後で加える主原料のでんぷんを糖化させることですが、麹菌の種類によって味やこくに違いが出てきます。普通は「白麹」が使われることが多い。飽きの来ないマイルドな味に仕上がるとされています。泡盛は「黒麹」を用いて造ります。甘みとコクがあり、力強い風味に仕上がるとされています。

2.一次もろみ造り
 米に麹菌をつけて二日ほど寝かせて麹菌を繁殖させる。こうしてできた麹を仕込み用のタンクに移して水と焼酎酵母を加えて十分に攪拌する。これを一週間程度寝かせれば一次もろみが完成します。

3.いよいよ主原料を加えてアルコール発酵させます。
 一次もろみに主原料を加えます。この時に加える主原料によって焼酎の名前が決まります。もろみの中で、まず主原料に含まれるでんぷんが麹によって糖化される。この糖が酵母によって発酵してアルコールに変化します。二週間ほど発酵させて二次もろみの完成です。

4.完成した二次もろみのアルコール度は17,18度ほどです。主原料や麹のかす、麹か発生したクエン酸などを取り除き、アルコール度数を高める為に蒸留します。蒸留機にもろみを入れて蒸気で加熱。アルコール分を気化させて、それを集めて冷却して液体に戻す。

5.蒸留したばかりの原酒にはフーゼル油などの成分が混じっていて白く濁っている。こうした雑味を取るためにろ過します。もっとも、癖のある焼酎を好む人用に無濾過にすることもあります。

6.新酒の香りを楽しむのも醍醐味ですが、蒸留直後の焼酎は香りがきつく口当たりも粗い。通常は3カ月から1年程度貯蔵します。焼酎の角が取れて香りが芳醇になります。

7.厳守のアルコール濃度は40度程度です。飲みやすくするために割り水をして25度から30度程度にします。割り水の質によっても焼酎の味は変わります。25度の焼酎なら75%は水ですから大切な要素です。以上が大まかな焼酎の製造方法です。
 分かっていただきましたでしょうか。
  
 

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花酒って、焼酎なの?

 沖縄八重山諸島の西端に与那国島があります。ここでしか製造が認められていない「花酒」というお酒があります。作り方は泡盛・焼酎と全く同じですが花酒のアルコール度数は60度。酒税法上、泡盛を含む本格焼酎のアルコール度数の上限は45度に決められています。従って、60度のお酒は泡盛を名乗ることが出来ないのです。 
 花酒はもろみを蒸留したときに最初に出てくる初留液だけを集めた酒。グラスに注ぐと小さな花が舞うように泡立つことからこの呼び名がつけられたといわれています。泡盛をギュッと凝縮した様な濃厚な味わいと高アルコール度が特徴のお酒(泡盛)です。
 
 

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